家電量販店としては大型店舗の多い、BIC CAMERA(以下:ビックカメラ)。安くて良質な家電製品を豊富に揃えるだけでなく、最近ではお酒を扱う店舗もあり、商品の幅もさらに広がっています。
そこで今回は、ビックカメラのアルバイトの内容と評判についてご紹介したいと思います。
photo by MiNe
ビックカメラの口コミ・評判
実際にビックカメラで働いた人の体験談を紹介します。
仕事は荷受・運搬・品出しを中心のバイトでした。冷蔵庫とかはかなり重くて大変です。でも日々新しい商品が入荷するのでそれなりに商品知識もつくし、始めは全く家電のことを知らなかったのに知識がどんどんついていきました。新しいもの好きの人にとっては新鮮で良い環境なのではないかと思います。
小さい頃からデジタル機器が好きでした。そんな私は、わざわざバスと電車を乗り継ぎ、ビックカメラさんに新製品を見に行くことが一番の楽しみでした。田舎に住んでいたので、電気屋さんは時代の最先端というイメージがあり憧れでした。そんな私も何とかビックカメラさんへのアルバイトを決めることができ、毎日パソコンや音響製品に囲まれて楽しいです。
短期(二ヶ月)のアルバイトしてました。時給は1500円でした。仕事は家電を運んだり、時々点で客対応。商品知識は一応パンフレット渡されるけど、全部覚えられない。社員の人は実際にその商品に電源入れたりしてどういう機能があるのか?使い方とか勉強してました。自分はそういうことはやらずというかやらせてもらえませんでした。
でも客からの質問に困った時は社員さん呼んだらいいだけだったので、その点は良かった。
僕は大学の休みの日を利用して、ビックカメラでアルバイトを始めました。配属されたのはパソコン売り場でしたが、高校時代からパソコンに興味があったので、楽しみながら仕事ができました。特にお客様からの質問にも的確に答えることができたので、とても良かったと思います。
ビックカメラに限らず家電量販店のアルバイトは時給が高いイメージがありましたが、私の店舗はスタート時給1000円以下。二年働きましたが時給アップはありませんでした。
まあ、何かの家電の専門家として働くわけではないのでしょうがありませんが、社員の厳しさと知識吸収の難しさを考慮すれば、もう少し時給が高くてもいいかなという印象を持ってしまいました。
ビックカメラのアルバイトは、もともとデジタル家電が好きだったり、時給の良さでバイトを始めた人が多いという印象でした。また未経験であまり家電の知識がないままに始めた人でも、現場を踏んでいくうちにどんどん家電に詳しくなれるのも良い点だと言えそうです。
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ビックカメラの基本情報
※以下の数値はあくまで参考です。店舗によってデータが異なることもありますのでご了承ください。
時給の目安 | ¥1,000 〜 ¥1,500 |
---|---|
年齢層 | 20代〜50代 |
男女比 | 男性60%:女性40% |
高校生 | × |
稼げる度 | ★★★★★ |
出会える度 | ★★★☆☆ |
肉体労働度 | ★★★☆☆ |
面接難易度 | ★★★☆☆ |
専門知識度 | ★★★☆☆ |
身につくスキル | コミュニケーション能力がアップする |
おすすめポイント | OA機器や家電に強くなれる |
総合評価:★★★☆☆
家電量販店の中では規模も大きく、主に都市部に集中しているビックカメラ。本社は東京・池袋で、現在直営店は約35店舗、各地に展開しています。(子会社にはコジマやソフマップがあります)
アルバイトはレジ、接客・販売、バックヤードでの商品の入荷チェックや仕分け、さらに検品まで多岐にわたりますが、基本的に任されたポジションのお仕事を責任を持って担当することになります。ただいずれのポジションも家電の知識は必要となるので、その点はしっかりと理解した上で応募するのが良いでしょう。
時給はポジションにもよりますが、相場は1,000円〜1,500円。とくに専門知識を必要とされる販売スタッフは、成果が出るほど時給もアップしていきます。
面接では接客の基本となる明るさは笑顔はもちろん、家電製品についての知識があるかどうかについて質問されることが多いようです。さらに志望動機なども聞かれる可能性大です。またビックカメラは身だしなみについてやや厳しめなので、きちんとした服装でのぞむ方が良いでしょう。
ビックカメラの仕事内容
ビックカメラのアルバイトには大きく分けて以下3つのしごとがあります。
- レジスタッフ
- 接客・販売スタッフ
- バックヤードスタッフ
1. レジスタッフ
レジスタッフはお客さまのお会計を担当するのが主なお仕事となります。またその他にも業務の範囲は幅広く、時間帯によってはサービスカウンターで修理受付や配送受付、梱包などを手伝うこともあります。
またレジスタッフは主に女性が担当することが多いようです。そのため機転を利かせながら、レジだけでなく幅広い業務に対応できる柔軟な姿勢が大切です。
2. 販売スタッフ
接客・販売スタッフはそれぞれの担当カテゴリーについての接客と販売を担当するお仕事です。そのため配属されたポジションの専門知識は最低限必要となります。
始めは販売の補助として社員さんについて働きながら研修を受けてから、徐々に担当を任されるようになるので、それほど心配は要りません。ただ接客して販売をするポジションであるため受け身な姿勢ではつとまりません。日々自分なりに勉強して専門知識を磨いていくようにしましょう。
3. バックヤードスタッフ
バックヤードスタッフは入荷してきた商品をチェックして、店頭に陳列するのが主なお仕事となります。品切れがないか、また陳列棚が乱れていないかなど常に気を利かせて動く姿勢が求められます。
また商品をジャンル分けして、売場に持っていきやすくすることも大切なお仕事の一つ。基本的には倉庫と売場、レジの往復で、細かなことに機転を利かせながら進めるお仕事になります。
ビックカメラで働くメリット・デメリット
それでは続いてビックカメラでアルバイトをする上での、メリットとデメリットをお伝えしたいと思います。
メリット
- 機械や家電に強くなる
- コミュニケーション能力がアップする
- 時給が高め
ビックカメラのアルバイトはどのポジションを選んでも、常にOA機器や家電に触れられる環境なので、機械や家電に強くなれるというメリットがあります。また新商品についての情報をいち早く知ることができるのも嬉しいポイント。
またお客さまに日々接する機会があるため、コミュニケーション能力がアップすることも魅力です。さらに時給が高めであることもメリットの一つ。とくに販売スタッフは時給が高くなるほか、土日中心にシフトを入れたりする場合もアップの可能性があるので、面接の際に条件をしっかり確かめてみるのが良いでしょう。
デメリット
- 体力的にキツいことがある
- クレーム対応がある
デメリットは立ち仕事や店内の広い範囲を行き来したりする仕事が多いため、体力的にキツくなってしまうことがあるということです。たとえばバックヤードでの品出しなどは重さのある商品もかなりあるため、とくに力が必要とされるでしょう。
もう一つはクレームに対応しなければならないケースがあるということです。本来はメーカーが受けるクレームも、直接お店に問い合わせが入る場合も多いため、ストレスになってしまうこともあるかも知れません。ただお客さまにとってより良いサービスを提供できるよう、ベストを尽くすことも大切です。
まとめ
以上、今回はビックカメラのアルバイトの内容と評判についてご紹介いたしました。
やる気次第で家電製品にどんどん詳しくなれたり、時給も高めのビックカメラのアルバイト。ひょっとして自分に合いそうかも!と思った方は、この機会にぜひチェックしてみてください。