コンサートやスポーツの試合、展示会などのイベントの手伝いをするイベントスタッッフのお仕事。イベントの種類も大きさも多種多様ですが好奇心旺盛でミーハーな人には向いていると言われているアルバイトです。
そこで今回はイベントスタッフのアルバイトの内容と評判についてご紹介したいと思います。
photo by Jun OHWADA
イベントスタッフの基本情報
※以下の数値はあくまで参考です。店舗によってデータが異なることもありますのでご了承ください。
時給の目安 | ¥1,000 〜 ¥1,200 |
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年齢層 | 10代〜40代 |
男女比 | 男性50%:女性50% |
高校生 | ○ |
稼げる度 | ★★★☆☆ |
出会える度 | ★★★★☆ |
肉体労働度 | ★★★☆☆ |
面接難易度 | ★★☆☆☆ |
専門知識度 | ★★☆☆☆ |
身につくスキル | 臨機応変な対応力が身につく |
おすすめポイント | 同年代の仲間ができる |
総合評価:★★★☆☆
1,000人単位の大規模なコンサートやライブ、スポーツ観戦会場でのキャンペーンや展示会・セミナーなど、いわゆるイベントで来場者のサポートを行うイベントスタッフのアルバイト。ひとくちにイベントといってもこのように内容は多岐にわたり小規模のものから大規模なものまで、たくさんの種類があります。
イベントスタッフのアルバイトをするためには通常、イベント運営会社などに登録をしてスケジュールに合わせて働くスタイルが多くなります。
そのため単発や短期間のことが多く、大学生やフリーターの方が活躍しているアルバイトと言えるでしょう。ちなみにイベントスタッフには特別なスキルは必要ないですが、常に突発的なことが起こるイベントにおいてどんな時もその場の状況を瞬時に判断しながら臨機応変に対応する姿勢は求められます。
時給は1,000円位〜が平均的。イベント会社によっては日払いで支払われるところもあります。
面接では明るめの服装で質問にはハキハキと元気な声で答えることが何よりも大切です。もし過去にイベント経験などがあれば具体的なエピソードも含めて伝えてみてください。
イベントスタッフの仕事内容
イベントスタッフのアルバイトには大きく分けて以下2つののしごとがあります。
- 運営スタッフ
- 設営スタッフ
1. 運営スタッフ
運営スタッフはコンサートやライブなどの運営を行うお仕事です。具体的には受付やお客様の誘導やご案内、進行管理など多岐にわたる業務があります。
またイベントは事前にどれだけしっかり準備ができていたとしても当日、不測の事態は発生するものなのでそのことも理解した上で臨機応変に対応することが大切です。各ポジションによって仕事内容も異なりますが、常にテキパキ全体を見ながら的確に動くという心構えが大切です。
2. 設営スタッフ
設営スタッフはイベント前に会場を設営したりパンフレットやノベルティなどを袋詰めしたりするのがお仕事です。
その他当日は、配布物の管理や全体の指揮者して現場のディレクションを行うこともあります。設営スタッフも運営と同様、動きの多いイベント会場においてその場の状況にふさわしい臨機応変な対応が必要になります。
イベントスタッフで働くメリット・デメリット
それでは続いてイベントスタッフでアルバイトをする上での、メリットとデメリットをお伝えしたいと思います。
メリット
- 臨機応変な対応力が身につく
- 手際良さが身につく
- 同年代の仲間ができやすい
イベントスタッフのアルバイトは各ポジションでそれぞれお客様に次々と対応しなければならない場面が発生し、常に動きを伴うため臨機応変な対応力が身につくというのメリットです。
その場の状況を敏感にキャッチしてその都度適切に、また責任を持って対処していく必要があるためその方面でのスキルは現場を踏めば踏むほどメキメキとアップしていくでしょう。
またイベントは通常混み合うものなのでスピーディーな対応を心がけているうちに、手際良さが身につくというのもメリットです。
もう一つは同年代の仲間ができやすいということです。イベントスタッフのアルバイトは20代位の若くて好奇心旺盛な人が多いので、活気のある現場で楽しい仲間と知り合えるのはこのアルバイトならではの醍醐味と言えます。
デメリット
- 混み合った時の対応が大変
- 体力が必要とされる
デメリットはイベントには多くのお客様が来場されるため、対応に追われることが多いということです。とくに受付スタートになると列になって今うことは日常茶飯事で目の前ことを次から次へと対応していかなければ間に合わなくなってしまいます。
そういった意味でも迅速な対応力と手際良さ、機転が利くというのはこの仕事をする上で求められる資質となるでしょう。
もう一つは体力が必要とされるということです。
イベントは通常一日のアルバイトが多く、ずっと立ちっぱなしで動き回ったり対応に追われることもあるのでそれなりに体力がないと続きません。(もちろん休憩はありますが)また屋内だけでなく屋外イベントも多いのでその場合は天候によって外の仕事がキツく感じられることも多々あるでしょう。
イベントスタッフの口コミ・評判
それでは最後に、実際にイベントスタッフで働いた人の体験談を紹介します。
イベント会場の登録所で、受付やインフォメーションのアルバイトをしてました。業務としては、イベント会場に来場されたお客様の受付、案内などでした。外国人のお客様が多かったので、必要に迫られて英会話を実践し、接客の楽しさを知りました。
同年代(当時の大学生)の仲間が多かったので友達が出来て、お付き合いの幅が広がり、社会性が身につきました。
具体的なお仕事の内容ですが、ガラポン=くじびきです。テナントビルの入口にて設営業務および対象者の呼び込みレシート計算および回数の案内、当選商品の受け渡し等年に一度でとにかく盛り上がります。
中には3日間通算の為、一日数回いらっしゃる方も。呼び込み含め出来るだけ丁寧に正しくアナウンスを心がけました。そのような意識で頑張っているとどんどんお客さんが集まってきて楽しいです。
私がイベントスタッフをいろいろ経験してみて中でも一番きつかったものはコンサート会場のイベントスタッフです。小さい会場であれば、拡声器があればまだいいほうなのですが、大きな会場になると拡声器を使っても周りの声に消されてしいます。地声を張り上げたほうが浸透しやすいので、拡声器を使わずに誘導などしていたら声がかれてしまいました。
次の日はすごくキツかったです。あとは突発な的ことが起こるのでマニュアルがある意味通用しないというか。臨機応変さが求められます。
コンサートなどのイベントアルバイトということで応募しました。が、募集があるのはイベントの設営スタッフ(力仕事の男性中心)ばかりで、女性の仕事が全然ありませんでした。野球場の売り子の仕事を研修など全くなしでいきなりやらされたりしました。仕事自体は野球好きなので嫌じゃないのですが、給料が時給950円くらいなので全く割りに合いません。
仕事は派遣なので、そのたびに会社に問合せ、出勤前日、当日、集合した時、帰った後と、何度も電話するのを義務付けられているので、3日働いただけで1,000円も電話代がかかってしまいました。交通費も少ししか出ないので、出費も多いです。
学生時代にイベントスタッフのアルバイトをしていました。野外でのイベントでは圧倒的に雨の場合には気を付けることが増えます。濡れてしまうため、チケット確認が遅れる事、そして足元が泥の場合の整地されていない時には転倒や滑る等の列が乱れる事などのトラブルが起きます。
あとは天候によって大変さはかなり変わってくるもこの仕事の特徴ですね。でもその分、明るい人も多いし現場は活気があってなかなか良い経験になりました。
イベントスタッフのアルバイトは明るく元気な人が多く活気ある雰囲気が口コミから伝わってきましたが、その分、現場で突発的に発生することも多く臨機応変な対応力が求められるということがわかりました。
一通りのマニュアルはありますが、当日何が起こるかわかrない部分もあるので、それも含めて楽しめる人がこの仕事に向いていると言えそうです。
まとめ
以上今回はイベントスタッフのアルバイトの内容と評判についてご紹介いたしました。
好奇心旺盛で楽しいことが大好きな人が集まっているというイベントスタッフのアルバイト。イベント会場にはハプニングも多そうですが、とにかく楽しく働きたい!という人にはピッタリのお仕事と言えそうです。