身近な日用品から生活雑貨、文房具、食品、洋服、インテリアとありとあらゆるモノがそろう、無印良品。その人気は日本のみならず海外でも「MUJI」として名の知れた存在です。
そこで今回は、無印良品のアルバイトの内容と評判についてご紹介したいと思います。
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無印良品の基本情報
※以下の数値はあくまで参考です。店舗によってデータが異なることもありますのでご了承ください。
時給の目安 | ¥1,000 〜 ¥1,200 |
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年齢層 | 10代〜40代 |
男女比 | 男性40%:女性60% |
高校生 | × |
稼げる度 | ★★★☆☆ |
出会える度 | ★★★★☆ |
肉体労働度 | ★★☆☆☆ |
面接難易度 | ★★★☆☆ |
専門知識度 | ★★★☆☆ |
身につくスキル | コミュニケーション能力がアップする |
おすすめポイント | 福利厚生がしっかりしている |
総合評価:★★★★☆
無印良品は西友のプライベートブランドとして1980年にスタートした生活雑貨や洋服のブランドです。商品数の幅の広さと豊富さはよく知られている通りで、シンプルで質の良い商品を比較的手頃な価格で購入できる人気店です。
またプロダクトデザインには人気デザイナーの深澤直人さん、ファッションデザイナーには山本耀司が関わっていることでも有名で、シンプルでありながらもセンスが良くて使いやすいデザインのものが多く揃うのも魅力と言えるでしょう。
さてアルバイトスタッフは接客・販売スタッフと、商品管理スタッフにわかれ、主にお客様の接客を担当するお仕事とコツコツ商品を管理するお仕事があります。ちなみに無印良品には2,000ページ13冊にも及ぶ、全ての業務を網羅したMUJIGRAM(ムジグラム)というアルバイト向けのマニュアルがあることでも知られており、しっかりとした研修に基づいて担当業務に入っていくので、初めての方でも安心して働くことができます。
また無印良品は時給が高いこともメリットで、都内だとほとんどの店舗が時給1,000円〜となっています。また地方でもそれほど安くはないのが特徴です。
面接では最低限の身だしなみはしっかりと、服装は「無印好き」が伝わるよう比較的ナチュラルな格好や雰囲気でのぞむのが良いでしょう。無印良品の場合は接客もどんどん前に出て売り込む接客は好まれないので、前に出過ぎずかといって受け身になりすぎずのバランス感覚を求められるとわきまえておくと採用されやすいでしょう。
無印良品の仕事内容
無印良品のアルバイトには大きく分けて以下2つのしごとがあります。
- 接客・販売スタッフ
- 商品管理スタッフ
1. 接客・販売スタッフ
接客・販売スタッフは主に売り場やレジまわりで接客を担当するスタッフになります。そのため売り場全体で「どこに何があるのか」正確に把握しておくことや、扱っている商品の基本的な商品知識が求められます。
さらに無印良品は新商品が頻繁に発売されるので、最新情報も常にチェックして自分なりに勉強しておく姿勢も求められます。いずれにしてもお客様に気持ちよく店内で過ごしていただき、さらに商品の売り上げにつながるよう日々接客力を上げていく姿勢が大切です。
2. 商品管理スタッフ
商品管理スタッフは無印良品で扱っっている商品の在庫管理をバックヤードで行ったり、店頭で品切れなどがないかチェックするのがお仕事です。その他、売り場の陳列が乱れていたら気をきかせて整えることもお仕事です。
このポジションはどちらかといえば裏方のお仕事ですがその分、商品の数や動きなどを正確には買うする必要があるため責任感のある人が向いています。
無印良品で働くメリット・デメリット
それでは続いて無印良品でアルバイトをする上での、メリットとデメリットをお伝えしたいと思います。
メリット
- コミュニケーション能力がアップする
- 基本的なマナーを身につけることができる
- 福利厚生がしっかりしている
無印良品のアルバイトはお客様との接点が非常に多いお仕事です。扱っている商品数が多い分、お客様のご要望も多岐にわたるだけでなく、幅広いラインナップやサイズもしっかり頭に入れて、何か質問されたら答えられる対応力を求められます。そのためアルバイトを続けているうちに自然とコミュニケーション能力がアップするのがまずメリットと言えるでしょう。
また無印良品には「ムジグラム」という独自の研修があり商品や接客の姿勢についてしっかりと教えてもらえるため、基本的なマナーを身につけることができるというのもメリットの一つです。
さらに無印良品はアルバイトの福利厚生がしっかりしていると評判で、たとえば週5日以上入ると社会保険に加入できる制度があったり、半年間働くと有給が発生したり、衣料品が半額で購入できたりするメリットがあります。これはとくに無印ファンにとっては非常に魅力的なポイントなので、ぜひ注目してみてくださいね。
デメリット
- 商品数が多いため覚えるのが大変
- 混み合う時はレジに列ができてしまう
無印良品は口コミでも働きやすいと評判なので、目立ったデメリットは見当たりませんが敢えてあげるとすれば、商品数が多いために覚えるのが大変だったり、レジが混み合うことがよくあるということです。
とはいえ働いているスタッフの多くはもともと無印良品が好きでバイトを始める人が多いので、むしろそのことを前向きにとらえ楽しんでいるスタッフが多いと言えるでしょう。
無印良品の口コミ・評判
それでは最後に、実際に無印良品で働いた人の体験談を紹介します。
無印良品でのバイトはペン1本から大型の家具まで取り扱っているので、バイトの人は開店までに品だしをし、掃除や点検など忙しく働き、開店後は接客に追われています。
バイトに慣れるまでは大変ですが、慣れてくれば店頭のディスプレイなども任せてもらえる店舗もあるようなので、やりがいもあります。良い人も多く本当にいろいろな面で勉強になることばかりです。
同じバイトの女の子たちがすごく感じが良いと思う。販売って裏表の顔が激しいとかって言うけど、同僚にもお客さんにも同じような自然な笑顔で接してくれる。男の同僚もイケメンっていうとちょっと褒め過ぎだけど、みんなナチュラルで自然体で、同性目線でも「ステキな奴だな」って思わせてくれます。
無印良品はシフト制なので、時間の自由が利き、大変働きやすい職場です。また、同年代の若い女性アルバイトの方や若い女性社員が多いため、わからないことを質問しやすく、いつも和気あいあいとした雰囲気が良いアルバイト先です。シフトもとても組みやすいです。
接客態度やマナーに関してはかなり厳しく指導されました。でも、これが無印良品がしっかりとした企業の証拠だと思いましたし、のちに他で仕事をする時にも繋がるので損はないと思いました。
社員割引の制度がアルバイトにも適用されるので、欲しかった商品とかも安く買えるのが魅力でした。生活雑貨が多いのでバイトを始めてから整理整頓が上手くなったことも良かったです!
対面販売だからしょうがないのかもしれないけど、万引きとか結構ある。狙われやすいのは文房具とか化粧品とか。防犯カメラもあるけど、そういうのって現行犯じゃないと捕まえられないから困ってる。お菓子の開封とかのいたずらもたまにある。
無印良品のアルバイトはスタッフにも良い人が多く、福利厚生も整っており商品数も多くて刺激になるなど、かなり働きやすい環境だということが伝わってきました。もちろん店舗による部分も大きいかもしれませんが、会社としての理念がしっかりりしているので、お店によって雰囲気が大きく違うということはあまりなさそうです。
まとめ
以上、今回は無印良品のアルバイトの内容と評判についてご紹介いたしました。数あるアルバイトでも基本的な接客をしっかり学ぶことができたり、各種制度も整っているため働きやすいと評判の無印良品。アルバイトでも学ぶことが多い環境で、成長していけるチャンスをぜひ掴んでください。