夏の時期にデパートの屋上やホテルなどで行われる夏の風物詩、ビアガーデン。夏のみの短期の募集ではありますが、この時期の人気のアルバイトでもあります。
そこで今回はビアガーデンでのアルバイトの内容と評判についてご紹介したいと思います。
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ビアガーデンの口コミ・評判
それでは最後に、実際にビアガーデンで働いた人の体験談を紹介します。
基本飲み放題でセルフだったので、そんなに大変じゃありませんでした。もっと運ぶものも多くて大変と思っていたのでイメージとギャップがありましたね。でも屋外のビアガーデンだったので雨が降ると大変でした。みんなで協力してすぐに移動するんですよ。
お客さんの誘導もしなきゃいけないし、料理は濡れちゃいけないわでてんやわんやでした。
客層はサラリーマンとかOLの人が中心で食券のお店で、ジョッキをたくさん持って体力勝負の仕事でした。暑いから余計に体力も消耗するし。熱中症に注意でしたね。
でも夏を楽しみたい!という人がたくさん集まっていてお客さんも基本ノリが良いしタチの悪い人はあんまりいなかったので楽しいバイトでした。
ビアガーデンで短期のアルバイト経験あります。自分が働いていたところは時給1200円以上で午後3時からの勤務。そこは雨が降っている場合、夕方から雨が降るであろうという時はビアガーデンは休業でした。なので休業を予定している時は店長から連絡が来て休みとなってました。一番困ったのは営業をスタートさせてから雨が降るパターン。
いきなり雨が降ってきたらお客さんは屋根あるところに避難。そしてバイトは提供した飲食物を片付け。スタッフの人数は十分いましたが、それでも大変でした。中にはどうしてくれるんだとクレーム言う人もいました。ま〜、そんな感じでトータルでは50点っていうところでしょうか。
デパートの屋上のビアガーデンでアルバイトをしていました。お客様からオーダーを取って料理を運ぶのが主な仕事でしたが、ビールジョッキがけっこう重くて体力のいる仕事でした。私のところもそうでしたが、雨が降ると休みになるところが多いみたいです。
場所柄社会人の方が多く、けっこう気さくに話してくださる方が多くて、仕事自体はとても楽しかったです。ビアガーデンの雰囲気自体がすごく好きでしたし、基本的に人と接することが好きなので自分に向いていたと思います。
お酒が入る職場の宿命かもしれませんが、まれに嘔吐物の処理をされられましたね。でも時給が良かったし楽しかったです。終わった後は余ったビールとかみんなで飲めるしなかなか楽しいバイトです。期間限定なので、夏の思い出にはいいんじゃないでしょうか?
ビアガーデンのアルバイトは「思ったほど大変ではなかった」という声が多く見られました。
アルバイトを始める方は短期でものすごく忙しいということをイメージしているそうですが、実際にはビールはセルフ形式でグラスもずっと同じもので飲み続けるお客さんも多いため、常に「運んで下げて」ということはなさそうです。
ただ会場によっては頻繁にグラスの持ち運びが発生するところもありそうです。
ビアガーデンの基本情報
※以下の数値はあくまで参考です。店舗によってデータが異なることもありますのでご了承ください。
時給の目安 | ¥1,000〜¥1,500 |
---|---|
年齢層 | 20代〜30代 |
男女比 | 男性60%:女性40% |
高校生 | NG |
稼げる度 | ★★★★☆ |
出会える度 | ★★★☆ |
肉体労働度 | ★★★☆☆ |
面接難易度 | ★★☆☆☆ |
専門知識度 | ★★☆☆☆ |
身につくスキル | コミュニケーション能力がアップする |
おすすめポイント | 短期でアルバイトができる |
総合評価:★★★☆☆
夏限定バイトでおなじみ、デパートの屋上やホテル、広場などさまざまな場所で接客を行うビアガーデンのアルバイト。
仕事内容は主にホールスタッフとキッチンスタッフで、ビールを中心としたお酒とお料理を提供するため、仕事内容自体はシンプルで未経験者も多いアルバイトです。また基本的には会場にビールサーバが設置されているセルフ形式になっているため、通常の居酒屋のようにドリンクのオーダーを頻繁に取りに行ったり持ち運ぶ場面は少ないでしょう。
ただお客様から直接オーダーを受けることもあるため。接客スタッフはフロア全体を見渡し適宜、機転を利かせてお客さまを見ていく姿勢は大切です。
時給は1,000円位が平均的。
面接では明るく元気な姿勢を大切にしていきましょう。夏の期間限定のアルバイトなので、限られた時期でしっかり働いてくれる人を求めている傾向があります。
夏前に募集があり、人気のところはすぐに応募数に達してしまうため、早めにエントリーするように面接に進んだ場合はしっかりと受け答えができるように心がけましょう。
ビアガーデンの仕事内容
ビアガーデンのアルバイトには大きく分けて以下2つのしごとがあります。
- ホールスタッフ
- キッチンスタッフ
1. ホールスタッフ
ホールスタッフはホール全体を見渡し、オーダー取り、料理の提供からビールつぎ等の接客全般を担当します。その他場合によっては電話での予約受注やレジ業務などを行うこともあります。
ビアガーデンはホテルやビルの屋上、また室内の場合などさまざまですが、採用されたら会場の特性を知って臨機応変に対応することが大切です。
ビアガーデンは基本的にビールサーバーが用意されていてお客様ご自身でついでもらうセルフ形式になっていますが、ホールスタッフがオーダーを受けることも普通にあるので、気を利かせてフロアを動き回ることが大切です。
2. キッチンスタッフ
キッチンスタッフは調理補助と洗い場を担当していきます。具体的にはお料理に使う野菜や肉類のカットや調理、料理の盛り付け、手の空いた時には洗い物を任されます。
ビアガーデンによってはキッチンスタッフを募集していないこともあるので、希望している方は事前に募集があるかどうか確認した方が良いでしょう。また調理自体は難しいことはありませんが、大皿で提供することが多く数も多いため、手際良さが重要なポイントになります。
ビアガーデンで働くメリット・デメリット
それでは続いてビアガーデンでアルバイトをする上での、メリットとデメリットをお伝えしたいと思います。
メリット
- 明るく賑やかな雰囲気の中で仕事ができる
- それほど仕事がキツくない
- 短期でアルバイトができる
ビアガーデンでのアルバイトは、夏の期間限定でお客様もビールをにぎやかな雰囲気の中で楽しみたいという方が圧倒的に多いため、明るく活気ある環境で仕事ができるのがメリットと言えるでしょう。とくにビール好きでワイワイ盛り上がりたい人にとってはピッタリです。
またビアガーデンでのアルバイトは「想像していたよりキツくなかった。むしろ楽に働ける」という意見も多く見られました。その理由には通常の居酒屋や飲食店と違って、基本的に飲み物がセルフ形式でお料理は一回運ぶ、もしくはバイキング形式のところが多いため、持ち運びの労力が比較的少ないことが挙げられます。
もう一つは短期でアルバイトができるということ。時給も比較的良く、夏には募集を行っているところも多いため、この期間に仕事が空いてしまった人や居酒屋で働いてみたいけれど長期はちょっと無理、という人にとっては気軽に始められて短期で終わるお仕事です。ちなみに未経験者もOKです。
デメリット
- 下げ物が重くて大変なことも
- 酔っ払ったお客さまの対応が大変
デメリットはお食事や飲み物を運ぶ労力は少ないものの下げ物が重くて大変なこともあるということです。会場によってもさまざまですが、ビールグラスをその都度変えたりする方もいるため、下げ物が増えてしまう可能性もあり重量のあるグラスを下げるのが大変になる場合もあります。
また酔っ払ったお客さまの対応をしなければならない場面もあります。閉店時間間近なのになかなか帰る準備をしてもらえなかったり、時には酔いすぎて嘔吐物を処理することもあるようです。
これはビアガーデンに限らず居酒屋のアルバイトではよくあることですが、ビアガーデンのバイトでも同じようなケースがあるということは覚えておいた方が良いでしょう。
まとめ
以上今回はビアガーデンのアルバイトの評判と内容についてご紹介いたしました。
夏の短期バイトとして人気の高い、ビアガーデンでのアルバイト。会場はホテル、ビルの屋上、屋内などさまざまなところがありそうなので、まずは自分の希望する場所をチェックして応募されてみてはいかがでしょうか?