資格試験や検定試験なので試験会場をチェックする、試験監督のアルバイト。試験の内容も会場もさまざまですが、短時間で比較的楽に稼げると人気のようです。
そこで今回は試験監督のアルバイトの内容と評判についてご紹介したいと思います。
photo by Tatsuo Yamashita
試験監督の基本情報
※以下の数値はあくまで参考です。店舗によってデータが異なることもありますのでご了承ください。
時給の目安 | ¥1,000 〜 ¥1,200 |
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年齢層 | 10代〜50代 |
男女比 | 男性50%:女性50% |
高校生 | × |
稼げる度 | ★★★☆☆ |
出会える度 | ★★☆☆☆ |
肉体労働度 | ★★☆☆☆ |
面接難易度 | ★★☆☆☆ |
専門知識度 | ★★☆☆☆ |
身につくスキル | 集中力がつく |
おすすめポイント | 空いている時間をうまく活用して稼げる |
総合評価:★★★★☆
試験会場で問題用紙を配ったり受験者の人数を数えたり、不正行為がないかをチェックする試験監督のアルバイト。試験には資格試験からTOEICなどの英語の試験、さらに検定試験などさまざまですが基本的には3〜4時間で終了することが多く、「短時間で、空いた時間に稼げる」ということで口コミで好評でした。
アルバイトの内容としては事前に渡されるマニュアルに沿って全体の流れをイメージし、試験前の注意事項の説明、解答用紙の配布、そして試験中の監督、解答用紙の回収という流れになります。
会場の広さによって少人数体制のこともあれば大人数でしっかり監督する場合もあります。
また当日スタッフは1時間ほど前に集合して簡単なオリエンテーションがあるので、わからないことがあればそこで確認することもできます。
時給は1,000円位〜が平均的。一日の場合は長い場合で8,000円位になることもあります。
基本的に登録バイトなので面接で聞かれるのは最小限で、土日に働くことができるのか?また、朝は大丈夫でしょうか?といった基本的な確認事項が中心となります。服装はできればフォーマルなスーツで責任感のある印象を与えられると良いでしょう。
試験監督の仕事内容
試験監督のアルバイトには大きく分けて以下3つのしごとがあります。
- 試験前の注意事項の説明
- 解答用紙の配布と回収
- 試験中の監督
1. 試験前の注意事項の説明
試験監督のアルバイトは、試験を受ける方が着席したら人数や名前を確認した後、試験を受ける上での注意事項を説明します。大切なことは黒板に記載することもあります。
注意事項のアナウンスは主に試験時間、進め方といった簡単な内容になりますが要点を簡潔に伝えることは大切です。アルバイトに入る前に渡されるマニュアルに詳しいことが書かれているので、前日にはマニュアルをしっかり読み込んで当日の流れがわかるようにシュミレーションしておきましょう。
2. 解答用紙の配布と回収
一通りに注意事項の説明を終えたら、続いて解答用紙の配布を行います。基本的には列の人数を数えあらかじめ準備しておいたものをそのまま前列の方に渡して後ろの方に回してもらう形式となります。
試験開始前の短い時間で全ての席に行き渡る必要があるので、事前の準備は必要です。また試験回収後には解答用紙の回収もあります。こちらもよく確認して最後に数のチェックを必ず行いましょう。
3. 試験中の監督
試験中の監督は最も大切なお仕事です。試験によって制限時間はそれぞれ違いますが、試験中はしっかり全体を見て監督する必要があります。椅子に座っている場合と歩きながらチェックする場合がありますが、この辺りは試験の内容によっても会社によっても異なるので事前に確認しておきましょう。
試験監督で働くメリット・デメリット
それでは続いて試験監督でアルバイトをする上での、メリットとデメリットをお伝えしたいと思います。
メリット
- 集中力がつく
- 比較的楽にバイトできる
- 好きな時に働くことができる
試験監督のアルバイトは通常、試験開始のおよそ一時間前に集合し準備を行い終了は午前中に終わることが多いです。また短時間の試験ではなく一日かかる試験の場合でもその時間は何かあればすぐに対応できるよう注意力を払いながら監督することになるので、集中力がアップするというのがメリットと言えます。
またこれは口コミで多かった意見ですが比較的「楽にバイトできる」ということ。試験監督のアルバイトは基本的にマニュアルもありそれに沿って進めれば良い上に、動きも少なく短時間で終わる場合が多いので、楽に感じている人が多いようです。
もう一つは自分の都合に合わせて好きな時に働くことができるということです。
基本的に派遣会社などに登録しておき試験がある時に声がかかったり自分が入りたい時に問い合わせて試験があるかどうか聞いて入れてもらえることもあるので、働きやすいと感じている人が多いようです。ダブルワークの方も圧倒的に多く「空いた時間を有効活用できる」と、口コミでも評判でした。
デメリット
- 出勤時間が早い
- 途中で眠くなってしまうことがある
反対にデメリットは出勤時間が早朝からになる場合が多く、朝が苦手な人にはキツイかもしれないということです。もちろんアルバイトをしていくうちに慣れてきますが、時間厳守なので数分の遅れでも基本的には許されません。そのため責任感があってきちんとしている人の方が仕事が多く回ってきやすいでしょう。
もう一つは監督中は座っている時間も長いため「途中で眠くなってしまうことがある」ということです。そのため前日の睡眠不足はくれぐれも注意した方が良さそうです。(睡眠をたっぷり取っていても眠くなる可能性もあるくらいなので)
試験監督の口コミ・評判
それでは最後に、実際に試験監督で働いた人の体験談を紹介します。
最初に模試監督希望登録だけしておけば、あとは都合がついた日に入ることができます。業務内容も簡単ですし、短期のバイトを考えている人にはオススメです。難しいことはないし基本トラブルもないので楽なバイトだと思います。
でもものすごく眠気が襲ってくるのでそれだけは覚悟しておいた方がいいと思います。
試験監督は、平日の試験よりも土日や祝日などに試験が多くなります。そのため、Wワークの私には週末中心にシフトに入る事ができ、時間の有効活用ができました。試験の始まる数時間前に、集合し合同会議の後、会場や部屋の準備に入ります。
このため朝早い仕事が多くなりますが、終了時間も遅くなる事はめったにありません。試験の種類によっては、試験監督の仕方も変わりますが、毎回マニュアルが渡されるので安心できました。
試験監督のアルバイトとは、小中高生の主に塾のテストを監督するバイトです。身なりは基本的にはスーツが多いと思います。
内容はテスト問題を配布、不備がないかの確認、時間管理が主な仕事の内容です。体力的には楽です。
試験監督のバイトは、一日を有意義に使えます。だいたい試験は朝からなので例えば首都圏模試は勤務が12時台には終わるんです。仕事も登録しておけば声がかかるし基本は土日なので掛け持ちしている人が多いですね。ちょっとしたお小遣い稼ぎにぴったりだと思います。
試験監督のアルバイトをすると、面白いハプニングや質問などが多く出てくるので常に楽しいです。ゆるくでも良いから確実に稼ぎたい人にも試験監督はとてもオススメです!
あと労働量に対して、時給が1,000円前後とかなりいいです。現在私はカフェでもアルバイトしているのですが、カフェで同じ時間働くよりも疲れませんし、お給料もたくさんもらえます。
試験監督のアルバイトは試験にもよりますが、早朝からお昼にかけて短時間で終わることが多く、空いている時に入ることができるので口コミでは「働きやすい」「楽なバイト」という意見が圧倒的多数でした。
学生にとっても「短時間でサクッと稼げるから割のいいバイト」と評判で他のアルバイトや勉強との両立もしやすいようでした。しいて言えば「試験中に眠くなるのがネック」という意見がありましたね。
まとめ
以上今回は試験監督のアルバイトの内容と評判についてご紹介いたしました。
口コミでは「働きやすくて良いバイト」という声がかなり多く見られた試験監督のアルバイト。登録しておけば試験のある時に入れることもあると思うので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。