大きなステージが設置された比較的広々とした空間で、ショーや各種エンターテインメントが楽しめるスタイルのナイトクラブ、パブ。お店によってコンセプトも異なりますが、ワイワイ賑やかで華やかな場所が好きな人にとっては良いかも知れません。
そこで今回はパブのアルバイトの内容と評判についてご紹介したいと思います。
photo by Joshua Rappeneker
パブの基本情報
※以下の数値はあくまで参考です。店舗によってデータが異なることもありますのでご了承ください。
時給の目安 | ¥2,000 〜 ¥3,000 |
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年齢層 | 20代〜40代 |
男女比 | 男性0%:女性100% |
高校生 | × |
稼げる度 | ★★★★★ |
出会える度 | ★★★★☆ |
肉体労働度 | ★★★☆☆ |
面接難易度 | ★★★☆☆ |
専門知識度 | ★★☆☆☆ |
身につくスキル | サービス精神が旺盛になる |
おすすめポイント | 明るいエンタメ空間の中で働くことができる |
総合評価:★★☆☆☆
クラブやキャバクラのように仕切られた空間ではなく、比較的大箱で広々としており全体が見渡せるステージが設置されていることが多い、パブ。
他のナイトクラブに比べてエンターテイメント色が強いのも特徴で、ショーがメインのショーパブ、カラオケを楽しめるカラオケパブ、また外国人が接客をするスタイルのパブなどコンセプトもさまざまです。(その他、風俗系のお店でも「パブ」と呼んでいるところもありますので事前の注意が必要です)
アルバイトはメインのお仕事が、お客様のお席の隣に座ってお酒を作ったり会話を楽しむことで、場合によってはカラオケを一緒に歌ったり踊ったりすることもあります。そのためテンションが高めな女性や盛り上がり好きな女性が向いているでしょう。
時給は2,000円位が平均的。その他、指名料などが入ると歩合で報酬もアップするところもあります。
面接では明るい雰囲気を心がけることが一番大切です。他のナイトクラブに比べてしっとり落ち着いた雰囲気ではなく、どちらかというと盛り上げ系なのでテンションが高い雰囲気が伝わると印象に残りやすくなります。
パブの仕事内容
パブのアルバイトには大きく分けて以下のしごとがあります。
- 接客サービス
1. 接客サービス
パブでのお仕事は主にお客様のお席の隣に座ってお酒を作ったり会話を楽しむのがメインになります。
ただパブの場合はコンセプトがしっかりしているお店が多くショーがメインのパブからカラオケパブ、フィリピン人や中国人が接客をするパブなどさまざまなスタイルがあるのが特徴です。そのため興味のある方はまずは自分に合いそうなコンセプトのパブを探すところから始めるのが良いでしょう。
またパブの場合はスナックやクラブなどと比べてエンターテインメント性が高いため、ショービズ的な楽しい空間で働きたい人にとってはとくにおすすめです。
パブで働くメリット・デメリット
それでは続いてパブでアルバイトをする上での、メリットとデメリットをお伝えしたいと思います。
メリット
- 明るいエンタメ空間の中で働くことができる
- サービス精神が旺盛になる
- 外国人客も比較的多め
パブでのアルバイトはお店自体がショーをメインにした空間設計になっていることが多いため、お店のコンセプトにもよりますがクラブやキャバクラ、スナックに比べて明るく広々としたエンタメ空間の中で働くことができるが魅力です。
またお客様との隣に座って接客することもありますが、比較的カジュアルなムードでOKなので、クラブなどよりは気楽に働けるのもメリットと言えるでしょう。
また「お客様を楽しませたい」という気持ちで働くことが求められるため、たとえばカラオケパブやショーがメインのパブなどでは、サービス精神が旺盛になるのも良い点です。
もう一つは外国人客が比較的多いということです。パブの場合はクラブやスナックにはないエンタメ色があるため、外国人の接待などで使われる場合もあります。
デメリット
- テンションが高くないと続かない場合も
- 募集自体が比較的少ない
デメリットはパブの場合エンタメ色が比較的強いため、カラオケを一緒に歌ったりショーがあれば率先して盛り上げることが必要になるため、テンションが高くないと続かない場合もあるということです。
週に1〜2回であれば良いかも知れませんが、シフトにたくさん入る人にとっては疲れてしまう可能性もあります。
もう一つは募集自体が比較的少ないということです。というのも夜のお仕事の形態にはいろいろありますが、中でもパブは全体的に軒数も少ないため年々需要は縮小しているからです。
そのため、パブでアルバイトしたい!と思って探してみてもなかなか見つからない場合が多いということです。ただ場所によってはまだまだ盛り上がってるところもあるようなので、ニッチなエリアで探してみると良いパブに出会えるでしょう。
パブの口コミ・評判
それでは最後に、実際にパブで働いた人の体験談を紹介します。
簡単にバイトを始める事はできますが、長く続けるにはとても大変な仕事です。根っからの酒好きで、明るい人だったら客ウケもいいですが、そうじゃない人は相当な努力が必要です。
カワイイ、キレイ、スタイルがいいってだけじゃ客はつきません。色んなバイトしてきたけど、水商売が一番厳しくて社会勉強になりました。
クラブとかに比べて気楽に働けるのがいいと思います。指名・同伴・アフターなどのシステムはありません。特に着飾る必要もないので気軽に働けるんですよ。
お客さんもそういうノリの人が多いですし。かれこれ一年くらいバイトしてますが、嫌なことはとくにありませんね。
今月で夜職半年目の未熟者です!もともと人と話すのが苦手で内気な真面目ちゃん。最初は怒られたり注意されたりして落ち込んだりもしましたがお客様の応援と日々の努力で今では期待のホープになりつつあります。
お笑いキャラを目指し、ネタ(特技?)作りのためあややのDVD買って踊ったり、ネタをやったりいろいろチャレンジしてます。
あと話すことがなくなったら趣味を聞き出しそのことについて話し合いまくる!などして固定客をどんどん増やしています☆しかし精神的にも辛く、性格的にもストレスを貯めやすいので胃や体を壊したり、風邪をひいても薬と栄養剤で押さえ込んだりといつ爆発するか心配ですが、今のところ楽しくやってます。
パブっておもしろい場所だと思います。私はもともと人の話を聞いたり自分も話したりするのが得意なので、近所のパブでバイト始めたのですがフツーにおじいちゃんとかが来るんですよ。
それで人生の教訓とかを教えてくれて。明るいおじいちゃんだけど私はその人に刺激を受けましたね(笑)。夜の仕事っていろいろあるけど、私にはのんびりできるこのくらいが向いてるなって思ってます。
勘違いオヤジとかがきて、体に気楽に触ってくることがあってそういうときはさすがにイラっとしますね。「気楽にさわらないで!」という言葉が思わず出そうになります。でもだいだいは楽しいですよ。
基本悪気のない人たちですし、みんなでワイワイやるのは好きなので。そういう雰囲気をつくるように努力するのは大事ですけどね。
パブのアルバイトはクラブよりは明るい雰囲気でお客様とワイワイ楽しむスタイルのお店が多いため、テンションが高めな人が多い印象です。
そのためサービス精神が旺盛で自分なりに自宅でカラオケや踊りの練習をしている人がいることもわかりました。パブにもいろいろなお店のスタイルがありそうなので、まずは自分に合いそうな雰囲気のお店を探すのが先決と言えるでしょう。
まとめ
以上今回はパブのアルバイトの内容と評判についてご紹介いたしました。全体的に明るく楽しそうな雰囲気が漂うパブ。お店によってもコンセプトがそれぞれ違うようなので、気になる方はまずはお店チェックから始めてみると良いかも知れませんね。